アメリカ株市場での株未公開化による上場廃止から逆さ合併A株草案まで、奇虎360 (Qihoo 360 Technology Co. Ltd. 下記360と略し)の逆さ合併A株復帰の相手会社が浮かんできました。江南嘉捷(SJEC)再編草案を披露し、会社の資産、負債全て売り、資産の置き換え及び株発行を利用し360の100%株式を購入、それから360がSJECに逆さ合併によりA株に復帰します。
情報によりますと周鸿祎(360の会長)氏(下記周氏と略称)が支配している2社は「天津奇信志成科技有限公司」と「天津众信股权投资合伙企业(有限合伙)」であります。奇信志成持ち株会社の株主と実際支配しているのは周氏であります。周氏本人は「奇信志成」の17.38%の株式を所有し筆頭株主であります。その他の株主は(红杉资本、阳光人寿、平安置业)などの36個大株主があります。天津众信持ち株会社の株主と実際支配しているのも周氏であります。その99.1%の株式を所有しています。
今回の取引の中でSJECは2017年3月31日までの全額出資子会社「嘉捷机电」の100%株式除く、所有した全ての資産、負債、業務、人員、契約、資格及びその他の一切の権利と義務を「嘉捷机电」に移譲しました。その上、SJECは「嘉捷机电」の90.29%株式を現金方式で金志峰、金祖铭二氏または指定の第三者に移譲します。取引金額は169000万元であります;「嘉捷机电」の9.71%株式と360の全株主が所有している100%の株式の同値部分を置き換えにしてから360の全株主が「嘉捷机电」の9.71%株式を金志峰、金祖铭二氏または指定の第三者に移譲します。
広報により、今回の取引終了後「奇信志成」はSJECの48.74%の株式を所有となりSJECの株主となります。周氏は直接SJECの12.14%株式を所有、「奇信志成」を通して間接的に48.74%の株式、「天津众信」を通して間接的に2.82%の株式、合計では63.70%のSJECの株式を支配することとなりましてSJECの実際支配者となります。
今回の取引の中、資産配置総額と取引金額計504億元であり、上場企業2016年末の資産総額28.17億元との比率は1789.27%となりまして100%を超えました。その為、今回の取引による組織再編上場は中国証券監督管理委員会の上場企業の合併、買収および再編監査委員会で審査をして中国証券監督管理委員会が許可してから実施可能となります。
情報によりますと360は米国上場廃止時の時価総額は93億USドル(約615億元)
原文:http://www.williamlong.info/archives/5145.html
作者:月光博客