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中国広告法:中国でLPやブランドサイト、ECサイトを作る点での注意点と調べ方

中国でLPやブランドサイト、およびECサイトを作る際に、効率よく進めるために日本の既存サイトのデザインや文言をそのまま翻訳して、利用する場合が多いと思います。

ただこれには思わぬ落とし穴があります。

 

それは中国広告法に関連してきますが、商品などを紹介する際に禁止されている文言があるということです。

こちらをチェックしておかないと、当局から罰金!WEBサイト停止みたいなことがあるので注意が必要です。

中国広告法とは?

中国広告法とは、正式名称は中華人民共和国広告法といって、2015年9月1日に施行されています。

中国語が読める、または中国語の法律原文を見たいという人はこちらから見れます。

当時中国ではタオバオや、T-Mallなどが全盛期を迎えていたころで、商品の数が山ほどありました。

 

その分競争も厳しく、どれだけ自社の製品をよく見せるかということで、虚偽の表現や、過大な表現が問題視されていいました。

様々な社会的な問題も発生し、広告法が生まれました。

広告法の罰金はどれくらいかというと、数十万円~数千万円まで実際の判例で支払い命令が出ています。

実際の判例を紹介しているところがありましたので、こちらをご覧ください。

 

こちらのWebサイトを一部引用させていただくと、

「 A有限公司は、2015年8月から11月までの間、自社のホームページにおいて、投資商品の宣伝を行った際に「最良」という表現を使用した。」

とあります。これは最良という言葉を使っただけで、360万円の罰金となりました。

また「専門家によると」とか「○○機関の調査で」など、結構日本ではありがちな表現が罰則の対象となっています。

 

対処法は?

中国語の法律の文面を理解するのも難しいし、さらに結構日本では簡単に利用されそうな表記がNGの対象となっています。

まず手っ取り早いのが「中国の法律に詳しい弁護士に見てもらう」ということで、クライアントから中国の法律に詳しい弁護士を紹介してくれ、といった相談もちょくちょくあります。

 

予算がたんまりあるお客さんはそれでいいのだと思いますが、ほとんどの企業さんはそんなコストをかけられるわけがなく、

LPや、ブランドサイトを製作する予算しかないのにさらに弁護士にお金を払うわけにはいきません。

 

私も中国のWeb製作にかかわってきたのである程度のことはわかりますが、法律の専門家ではないので、

リスクを下げる程度の助言程度しかできることがありません。

また禁止用語は毎年更新されており、そちらの用語を追っていくだけでも大変です。

 

そこで弁護士雇えない&どうにかしてほしいといった場合、最大限にリスクを下げる方法として下記のWebサイトでテキストをコピペするだけで危険な表現かどうかを

チェックしてくるWebツールを見つけたので今回はご紹介したいと思います。

句易网:http://www.ju1.cn/

广告禁用词查询系统(公众版)http://www.jinyongci.com/

の2つです。

開くとどちらもテキストをコピペするだけで、調べてくれます。

句易网のほうを少し紹介すると、開いて右側の四角ボックスがテキスト入力欄でコピペした後に、文字过滤というボックスの下にある緑のボタンを押すと右側のボックスにテキストフィルタされ、禁止文字(违禁词数量)や、場合によってはまずいもじ(敏感词)、制限が掛けられている表現(受限可用词)などが調べられます。

中国のWeb製作にかかわっている人間であれば、まず広告法というのがあることは知っているとは思いますが、

従来からお付き合いがある日本の製作会社さんに頼むとかなりの数がここに引っかかると思います。

 

ちなみに图片违禁词肩查というのが上部のメニューにありますが、LPなどすでに画像しかない場合とかこちらで画像の表現もある程度チェックできます。

 

このツールを使えば時間とコストをかけずにリスクを下げることができると思います。

その地域でものを売るならその地域のルールに従う必要がありますので、ぜひ活用してみてください。