Baidu出前アプリの「買収」の噂が現実化
Baidu出前アプリの「買収」の噂が現実化しました。出前アプリのE le ma(饿了吗)が最終的に8億USDでBaidu出前アプリ買収契約を締結しました。そのうちの2億USDがキャッシュで、E le maより3億USDの株を増資し、買収後Baiduが総株数の5%を占め、3億USDのみになります。今後、Baiduより一部のインタネットリンク資源をE le maに3億USDで提供し、[Baiduスマホ版」、[Baidu Nuomi」、「Baidu地図」含め、使用期限は5年間とされ、[Baidu検索」の提供が2年となりました。このトータルの買収金額は8億USDとなります。
注目されたのが、この8億USDの中、2億がキャッシュで、E le maより3億USD増株、買収後BaiduがE le maの5%を持株、残りの3億USDのロック期限が5年間とすることです。
権威機関によると、美団、E le ma、Baiduが出前市場シェアの94.1%に占めています。2016年度第4Qのデータから見ると、美団は40.7%、E le maは約35%、Baiduは18.4%占めています。Baiduの市場シェアは美団、E le maよりはるかに少ないとみられます。
月度の出前率からみると、美団とE le maよりBaiduが大幅に落ちていました。Baiduに対して、自らの見積5億USDは去年の四分の一で、売らないともっと市場価値が落ちるのでしょう。
業界専門者の分析によると、Alibabaより出資したE le maは、直近数年間市場発展が早くて、今回のBaiduを買収したのもその市場シェアを吸収する目的です。今後、E le maと美団を一対一の地位で出前市場を競争するのでしょう。