沖縄の私立大学のひとつで、中部の宜野湾市にあり愛称は沖国大や沖国と呼ばれることが多いです。近くには米軍普天間飛行場があり危険な大学と呼ばれる事も、2004年には敷地内に米軍ヘリが墜落する事故が起きてしまいました。今回はそんな沖縄国際大学について紹介させて頂きます。
・沖国で学べる事とは??
沖縄国際大学で学べる事は「法律学科」「地域行政学科」「経済学科」「地域環境政策学科」「企業システム学科」「産業情報学科」「日本文化学科」「英米言語文化学科」「社会文化学科」「人間福祉学科(社会福祉専攻)、(心理カウンセリング専攻)」と幅広い分野が4年間を通してじっくりしっかり学べます。他にも、4年間一貫した少人数ゼミの編成で1つの分野を掘り下げて研究できる専門的知識の習得ができたり。就職や資格取得向上の為に独自のプログラミングでインターンシップの他、試験対策などもバッチリ対応しています。
これから受験など考えている方は、オープンキャンパスで実際に目で見て沖国の雰囲気を感じて進路に繋げて欲しいと思います。沖国の卒業生や、現在在学中の沖国生の話を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
専攻する学科によって取得できる資格も変わってきますので、将来どうなりたいのか?どんな仕事に就きたいのか?を明確にしている方は迷うことも少ないと思います。ですが、大学という専門的な知識を日々学んでいると、これまでと違う考えや将来の展望が変わる方も多いので安心して下さい!違う考えや就きたい仕事が変わる事はアナタ自身の可能性が広がっているのだと思って頂きたいです。沖国は可能性と共に人間としての視野が広がる場所なのです!!
沖国公式サイトはこちら⇒http://www.okiu.ac.jp/index.jsp
・Topothesiaトポセシアを知っていますか??
沖国生なら絶対に活用して欲しいカフェ「Topothesiaトポセシア」を紹介させて頂きます。沖縄の可能性を広げるコミュニティーの場として利用できるカフェで、企業に学生を紹介し学生に企業を紹介するつなぎ役をしているのがこのカフェの魅力となっています。
このトポセシアを利用してインターンシップを始めた学生のナマの声が聞けたり、1年生からこのカフェを利用して人脈や視野を広げることで就きたい仕事へ近づけるのもおすすめの理由ですね。大学関係なく色々な情報交換ができるので、友達が増えるかもしれません。
他にもトポセシアでは、「自己分析ワークショップ」「モチベーショングラフワークショップ」「実践型ワークショップ」「各種セミナー」など様々なイベントを通じて自分に向いている事や、やってみたい仕事の発見になるキッカケに最終的には「自分らしく働ける企業」と出会えるようなカフェなのです。
トポセシアでは嬉しいWi-Fi設備、プリンタやドリンクバーもあり勉強や打ち合わせなど色々な使い方ができます。初回登録料¥200、1時間¥350、3時間まで¥500、5時間まで¥800とリーズナブルなのも学生には嬉しいポイントではないでしょうか??なんといってもこちらの代表をされている寺地さんがとてもいい人で凄い親身になって話を聞いてくれるのもこのカフェの魅了だと思います!店内はとてもお洒落なので普通のカフェとして利用する方も多いですよ。
Topothesiaはこちら⇒http://topothesia.jp/
・米軍ヘリ墜落事故について。
2004年8月13日にそれは起こってしまいました。アメリカ軍普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターが訓練中にコントロールを失ってしまい、沖縄国際大学の敷地内の建物に接触、墜落し炎上しました。幸いにも沖国生など民間人に負傷者などは出ませんでしたが、ヘリコプターに搭乗していた剰員3人は負傷。このヘリコプター墜落事故により電話やインターネット回線が切断されるトラブルくらいで、正直死者が出てもおかしくない状況の現場風景だったのをTVの生放送でリアルタイムで見ていました。その映像は今でも思い出します。この墜落現場近くにあった大きな木がススで真っ黒になっているのは今でも見る事が可能です。この木を見ると事故の大きさが改めて感じられると思います。
この事故の原因は、ヘリコプターの回転翼の角度を調整する駆動部と油圧システムを接続するボルトに装着すべき割ピンの取り付けを怠ったためだと発表されています。ただの「整備不良」だったのです。割ピンが無かったので飛行訓練中にボルトが抜け落ち、後部の回転翼が操縦不能で墜落。死者が出なかっただけ良かったですが、本当に危険で恐ろしい事故となりました。
またこの墜落現場近くにはガソリンスタンドや保育所などもあり、ヘリコプターの部品が落下したこともあり宜野湾市住民を中心に沖縄県民が米軍を批判することにも繋がりました。
事故当時は2004年、現在2018年と14年の月日は流れていますが普天間基地は未だに存在します。また、このような事故を起こさない為にも1日でも早く辺野古への移設が1番の近道だと個人的には思います。世界1危険な街とも言われる宜野湾市にある普天間基地返還を粛々と進めて頂きたいですね。基地反対の意見も理解できますが、私達の普段の生活に必要なのは何なのか?を沖縄県民ひとりひとりが考えるべき所に近づいていると感じます。
今回は沖縄国際大学について紹介させて頂きました。大学を通して色々な事を学び、人としての視野やモノの見方を広げこれからの沖縄を引っ張っていく人が増えればと思います。