スマホの普及により、若者の間で瞬く間に広まった動画サイト。様々なジャンルの動画が世界でアップされ続けています。趣味でアップする人、もはや職業として取り組む人と様々。動画をYouTubeにアップする人の事を、世間では「Youtuber」と呼んでいます。
最も成功した例は「ピコ太郎」です。たまたま世界的有名人気アーティストが「ピコ太郎」の動画を観て絶賛したことをきっかけに、「ピコ太郎」は一躍有名人の仲間入りに。何が起こるか分からないのが、Youtuberの魅力なのかも知れません。さて、今回は、沖縄に限定し、沖縄から世界に動画をアップするYoutuberをご紹介します。
1. 沖縄のYoutuberの今やリーダー的存在「ハイサイ探偵団」
沖縄のYoutuberの憧れといっても過言ではない集団で、一風変わった釣りをネタにすることが多いのですが、実は釣りチャンネルではなく、視聴者からの依頼をもとに様々なことに挑戦してくれる、頼もしい集団です。沖縄版「探偵ナイトスクープ」といったところでしょうか。
中でも、お見事企画は「1万円サバイバル生活」です。ギャラが発生する芸能人とは違い、ただの素人が、面白おかしく命がけ?で、涙ぐましいサバイバル生活は大爆笑。
ほのぼの面白企画は「ハイサイ食堂」。ハイサイ探偵団のメンバーがシェフに扮して創作料理を提供するシリーズです。一応最後にはちゃんと採点もされますが、とにかくこの企画は、沖縄の、ハイサイ探偵団メンバーの、穏やかさを感じることができます。
「ハイサイ探偵団」の動画の完成度は高く、これからますます目が離せないYoutuber集団です。
公式チャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/user/hittyaso
2. 5年間毎日自分の顔を撮り続けた「はま」
自室でのんびりと動画をアップし続けるYoutuber「はま」。一躍注目されたのは、約5年間、毎日自分の顔の写真を撮り続けた、連続写真動画です。季節によって微妙に移りゆくバックの背景や服装、そして髪型。最初は何となくみていたのに、終盤から「ずっと目が合ってるなぁ」等という錯覚が生まれたり、人ってこんな風に成長していくんだなぁと感心したり。
人の力を借りて、継続は力なりを簡単に実感出来るそんな動画になっています。これを通じて、どんな力が「はま」に与えたのか想像は出来ませんが、何となく達成感のある、そんな動画を配信しています。
他にも、謝罪会見のパロディなどもありますが、ほぼほぼ、何かの語り系動画です。ほとんど気取らず、まったく張りきりすぎず、なんの緊張感もなく、ノーマルのテンションで、でも、観ていて一切の不快感がないという清潔感が人柄の良さを現わしています。
公式チャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/user/HisashiHamamoto
3. 勝手にラップにして様々な物を紹介する「アスファルト城間」
アニメをヒップホップにしてしまうシリーズが人気の沖縄Youtuber「アスファルト城間」をご紹介します。みんな大好きサザエさん一家をラップで紹介したり、マスオさんとアナゴさんのラップバトルも必見です。
他は、数ある動画の中からおすすめしたいのが、余興動画と呼ばれるシリーズで、ダーツの旅のパロディ動画の完成度は素晴らしく、プロの域と言っても過言ではない、そんな動画になっています。誰も傷つけるようなことがなく、観る人を笑いでハッピーにする、そんな動画がアップされているのが特徴です。
公式チャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/channel/UCM7d6hQexUfmwEwBL_5JK6A
4. かっこいいパルクールの動画をアップする「沖縄パルクール」
うっそーと思う程のスゴイ技の数々が画面で繰り広げられます。一見簡単そうなジャンプも、ちょっとやそっとでは真似出来ない。そんな身体能力の素晴らしさを感じることが出来るパルクール。
青い空と海がどこまでも広がる美しい景色の中や、都市部にある隣接したビルの合間、沖縄だから、何気ない日常の風景の中にパルクールの動きが溶け込んでいます。人ってどんなところでも遊びに変えてしまえる、そんな無現の力が、観ているだけで湧いてくる動画です。このパルクールの動画の中には、沖縄のYoutuber「ハイサイ探偵団」が参加して、パルクールを学ぶのもあります。
5. くだらない挑戦や様々な面白い映像を発信している「ワッフルギャング団」
わさびの辛さをコーラでもみ消す!という企画「鼻わさび鼻コーラ」は爆笑なんですが、それ以外の動画を観ていても、基本的に「この人って良い人だなぁ」というのが滲み出てしまうYoutuberです。動画にちょいちょい登場する子供との絡みは、反則レベルと言っても過言ではないぐらい可愛く、だからといってただかわいいだけのホームビデオではなく、映像の撮り方の技術がムムムとうねってしまう、そんな完成度の画像ばかり。
突然、水風船対決をする動画なんて、こんな良いノリで参加してしまう街の人って、まさにラテンな沖縄だからこそと思ってしまいます。
公式チャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/channel/UCDorGMNkIU0Qv8hlXAPJeDg
○まとめ
沖縄は観光地として有名だけあって、そんな中で暮らす人は、エンターテイナー気質の方が多いのでしょうか。テレビとは違って、ネットでの動画の配信は、枠にとらわれない自由な発想が生かされています。
一昔と違い、完成度の高い動画が多く、それがテレビ離れの一因なのかも知れません。本島とちがって沖縄のYoutuber同士は交流が盛んで、互いに絡むコーナーも配信されているのも見物です。本当にこの人達一般の人なの?って疑ってしまうほどビジュアルがいいのも魅力の1つです。