観光観光-県外者向け観光-県民向け

今日行きたくなる!沖縄宮古島ツアーで外せない場所

■まずはキレイな海

 

宮古島の魅力はなんと言っても「きれいな海」。スキューバダイビング、シュノーケリング、グラスボート遊覧等々のマリンアクティビティとメニューはかなり充実しています。天候さえ悪くなければ「水族館でしか見たことのない景色」を堪能することができます。

 

ただ、本土ではあまりニュースが流れないと思いますが沖縄(宮古島だけでなく沖縄本島も含む)では毎年マリンスポーツをする最中に何らかの原因で死亡する人が必ずでてきます。海中にはウミヘビに限らず毒を持った熱帯魚もたくさんいるので間違って触ってしまうとそれにより突然死することもあるでしょう。

 

そうした行為をしなくても水圧変化に適応できなかったり、その他様々な理由で体調急変⇒死亡という事故は珍しくありません。

 

特にシュノーケリングは酸素ボンベを背負わずにシュノーケルで呼吸をしますので足の届かない深い場所で突然の大波にもまれてしまうとパニック状態に陥り海水を大量に飲み込んで死亡する場合もよくありますのでマリンレジャーは「基本的に危険な遊び」だという認識を持ちながら無理せず楽しむ心構えは忘れないでもらいたいと思います。

 

■宮古で経験して欲しい南国フルーツ

 

次にお勧めなのは南国特有の果物類。マンゴーを筆頭にパイナップル、島バナナ、パッションフルーツ、スターフルーツ、ドラゴンフルーツ等々、本土にいてはまずなかなかお目にかかれない珍しい果物が夏場を中心に楽しめます。

 

ここで、1つ秘密情報をお教えしましょう。例えば夏場に宮古島に遊びに行き、マンゴーを食べたかったらどこに行けばいいのでしょう?

 

スーパーマーケットで買うのが一番楽でしょうし、「ユートピアファーム」のように栽培したマンゴーを加工して食べさせたり、販売する施設に行くのもいいでしょう。しかし、一番のお勧めは「マンゴー農園」を探して訪ねていくことです。

 

間に中間業者が入らないので、店で買うより安い金額で新鮮なマンゴーを手に入れられる可能性が高くなります。

また、もしマンゴー収穫体験もしてみたいなら事前にマンゴー農家に連絡を入れ、「収穫の手伝いをさせて欲しい」と交渉すると、手伝わせてくれるかもしれません。マンゴーは一気に結実するので一気に収穫せざるを得ず短期間に人手がたくさん必要です。

 

うまくいけば収穫体験させてもらえた上にお礼として無料でマンゴーをいくつかもらえるはずです。高い所に成っている実はマンゴー農家に任せるとして、低い場所に成っている実を担当して収穫体験というのも乙ではありませんか?

 

なお、真夏のビニールハウスの中は地獄のような暑さの中での作業になりますので前日夜遅くまでドンちゃん騒ぎして体調不良状態で臨むと間違いなく救急車を呼ぶことになりマンゴー農家に迷惑がられますから、しっかり体調を整えてからお手伝いするようにしましょう。

 

■島バナナもかなりオススメ

 

マンゴーの他にもおいしい果物がたくさんありますが、あまり有名ではないところでお勧めは「島バナナ」。見た目は少し小さめのバナナですが、完熟の一歩手前辺りで食べると単なる甘さだけでなく心地よい酸味も同時に味わうことができるので是非店でみかけたら買ってみてください。

 

■宮古島らしい食事を楽しんで

 

食事はネット検索して好きな店を予約してから行かれることをお勧めしますが、宮古島らしい食材をおいしくいただける店としてお勧めなのが「タコ料理」が売りの「すむばり」。

外観は正に昔ながらの食堂といった感じです。観光客だけでなく地元の人にも愛されている店なので地元の家族連れも昼時はたくさん訪れます。

 

その他食べ物でお勧めは「ゆし豆腐」です。本土の豆腐は四角い形をしていますが、「ゆし豆腐」はもっと柔らかく半液体の豆腐というイメージです。これは沖縄そばの具として食べたり、だし汁に入れて吸い物のような感じで食べたりします。

 

東京五輪に向けて間もなく「HACCP」という食品関係の意味不明な管理ルールが徹底されますが、関係者によるとこのルール下では「ゆし豆腐」を含む「島豆腐」(沖縄独自の製法で作った豆腐)は製造・販売ができなくなるそうです。

 

欧米が勝手に作ったルールで沖縄(日本)独自の食文化が消えるなどという事はあってはならないと個人的に考えますが、世の中はおかしな事が何故かまかり通る事も多々あるのであまり楽観視もできません。ということで、万一沖縄独自の豆腐料理が数年後に食べられなくなるかもしれないと考えれば、是非今のうちに食べていただきたいとい思います。

 

海・食について宮古島観光に訪れる上でネット情報だけでは得られない情報を提供したいという思いで記事を作成しました。宮古島の旅を楽しむ上で参考にしていただければ幸いです。