中国向けインバウンド最低限やることと役立つツール

中国向けインバウンドで最低限やること

Webサイトの中国対応

日本から中国向けに日本の良さを伝えていくためにはやはり様々なコンテンツが必要になります。

Webコンテンツを発信するプラットフォームを自社HPや、オウンドメディア、ランディングページで持つことも考えられますが、中国向けに発信するWebサイトには中国のインターネット規制に対応したWebサイトを構築する必要があります。

まず自社のHP、ランディングページ、オウンドメディアなど中国向けのものを作ったら実際に中国からアクセスし、問題ないか確認する必要があります。

中国には様々なインターネット規制があり、普通にWebサイトなどWebサービスを作った場合中国から見れないことが多々発生しています。

またコンテンツによっては中国国内のアクセスデバイスは95%がスマートフォンからのアクセスといわれており、スマホファーストのWebサイトが必要になります。

中国からWebサイトにアクセスしてもらうには

中国からアクセスしてもらうには検索エンジン百度の存在が欠かせません。PCにおいてもスマホにおいても百度の利用者は多く、主要なアクセスポイントとなってきます。

こちらで百度のインデックス作業について解説してありますのでご参考ください。

中国ではGoogleが利用できないため、GoogleはGoogle、百度は百度でそれぞれ対応が必要になります。

残念ながらGoogleのサーチコンソールや、アナリティクスのような百度のツールは今のところ中国語しかありませんが、百度のインデックス作業や、サイトマップの送信、Webサイト通知用のJSなど最低限の対応が必要になってきます。

また広告も検討されいるようでしたら、百度にはビッグデータを利用した広告の配信が可能で、中国は他の国とは違って個人情報の収集が国家レベルで行われていますので他の国よりより正確に広告の配信が可能です。

百度の広告の種類は主にリスティング広告とインフィード広告がメインになります。

リスティング広告の場合は、すでにニーズが顕在化しており、旅前に下調べなどをしている方を中心にコンテンツを提供したい方に向いているかと思います。

インフィード広告は百度が有するメディアに自然な形で広告として発信できるので、ニーズが潜在的なものに対しても有効でペルソナを立てて、その対象に向けて広告を発信していくことにも有効です。

例えば新たなサービスを展開しているが中国での知名度が低く、検索ボリュームが期待できない場合などにインフィード広告が有効になります。

百度で広告を出すことにより、百度のインデックス速度を促進することが可能です。こちらは百度に登録をされていないと、百度で広告を出してもリンクが表示されないため、百度で優先的にインデックス作業をしてくれます。

また飲食店では大衆点評という日本でいう食べログがありますが、こちらも日本で展開していますし、また百度地図も日本では有効で、百度地図アプリから自身の店舗があるかどうか確認したり、評価はどうなっているのかなど確認することができます。

海外の店舗はトリップアドバイザーなどの評価が百度地図に引っ張られていますので、トリップアドバイザーへのコメント、評価に力を入れることも有効だと考えられます。星マークの評価は見た目でもわかりやすいですし、トリップアドバイザーの日本語のコメントもボタン一つで中国語に翻訳することができ、比較的取り組むにはハードルが低いです。

また百度地図に自分の店舗がない場合、自分で投稿することも可能です。審査は存在しますが、自社の店舗の外観の写真一つと店舗名を入力するだけで審査にかけることが可能です。

百度地図も同じくインターフェースは中国語のみになっていますが、やる価値があります。

お客さんとの接点を設置

WebサイトやLPなどを作った場合、必須になるのが、お客さんとの接点の設置になります。

中国ではWechatの普及によりQRコード文化が進んでおり、興味があるコンテンツで、WebサイトにQRコードがある場合、自然にQRコードを読んで問い合わせをしてくれます。また、匿名性が必要なサービスの場合は、QQや、チャットツール(百度商橋)などを利用することによりお客さんの匿名性を保ちつつ、コンタクトをとることが可能です。

中国の決済

中国では現金を利用する機会が少なく、ほぼPaypayや、LinePayのようなスマホ決済が主流になっています。

日本国内の店舗においても中国決済を導入することで中国からの旅行者は現金を使う必要がなく、いつもと同じように決済が可能ですので、支払いのハードルを下げることが可能です。

主に利用されている決済はアリペイ、WechatPayになりますので、必ずどちらか一つは導入するようにしましょう。

中国人の接客について

中国人の接客が困るから店舗に来てもらっても困るという方はいらっしゃるかと思いますが、実際に店舗で交わされる会話というのは、そんなに種類がありません。

帯広商工会議所が便利なツールを無料で提供していますので、こちらでほとんどの接客が可能かと思います。

実際の店舗ではこちらの紙一枚でほぼすべての対応ができますので、中国人のお客様を怖がらず、中国人のお客様を歓迎しましょう。

ホテル・旅館向け「宿泊編」

小売店向け「買物編」

レストラン・食堂向け「飲食編」

交通事業者向け「タクシー編」

交通事業者向け「バス編」

観光地のブランディングについて

観光地のブランディングについては行政がどれだけ力を入れているかというのはインバウンドの成功に大きな影響を及ぼしますが、自社でもブランディングができます。

例えば飛騨高山を例にとってみると、人口はたったの9万人しかしませんが、45万人もの訪日客が宿泊しています。

人口の5倍の訪日客の獲得に成功しているいい例です。

主導は行政が行っていますが、官民一体となって具体的な施策を数多く行って入り、学べる点が多くあります。

例えば、高山の何気ない風景を3分ほどでまとめた動画です。営業ツールとして使っているようですが、観光地の雰囲気をつかみたい動画の視聴者としては3分くらいがちょうどいいようです。

また、景観を壊さないように、地域の看板など実際にオフラインで存在するものには外国語対応は最低限にし、パンフレット内容に多言語対応を行っています。

近くの地域と連携し、高山だけではなく、ほかの観光地も一緒にめぐるツアーや、東京、大阪、名古屋など大都市からのアクセスも良くするために直通バスが毎日出ています。

実際に自社でインバウンド対策を行う場合、自社が行っている商材に基づき、どんなコンテンツにするのかを選び(文章なのか、画像なのか、動画配信なのか、ショート動画なのか)どちらにしてもインターネットの世界に広がる無数のコンテンツから自社が作成したコンテンツをお客さんに見てもらう必要があります。

コンテンツは自社の有する能力や、コストのかけ

特に自然が観光資源としている地域には何気ない風景や、当たり前に存在するものが