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ディープな観光、沖縄八社巡りしませんか??

本土と比べると、社寺仏閣が少ないと言われる沖縄。そんな沖縄にも、沖縄八社と呼ばれる選ばれた八つの神社があるのをご存知でしょうか?今回はディープな沖縄観光としておすすめの「沖縄八社巡り」について紹介させて頂きます!!

 

・沖縄八社の由来とは?

沖縄がまだ琉球と呼ばれていた時代に遡ります。琉球時代には主に二つの仏教が主流で「熊野権現」が祀られているのが大きな理由、それと真言密教の影響とも言われています。今でも細かい部分は謎が多いとも言われていて、八社それぞれの言い伝えなどがあります。そしてみなさんは御朱印を知っていますか?沖縄で御朱印集めをしている方は少ないと思いますし、見かける事も多くありませんね。お寺や神社などで参拝の「証」として頂ける墨で書かれた文字に印が捺された物。それが「御朱印」です。せっかく八社巡りされるなら、御朱印集めもおすすめしたいと思います。正しい礼儀作法と感謝の気持ちがあればどなたでも頂く事ができますのでそこまで難しく考える必要はありません。もし気になる方は神社の方に聞いて欲しいと思います。

 

・波上宮(なみのうえぐう)

那覇市若狭にある「波上宮」を紹介させて頂きます。反対側から全体を見ると、大きな岩の上建てられたように見えるこの波の上宮は有名な神社のひとつで、初詣には多くの参拝客が訪れテレビCMなども流れるくらい。うちなーんちゅなら一度は参拝されたことあるのではないでしょうか?琉球時代にここを聖地や拝所として日々の祈りを捧げたのが始まりで、海の近くにある事から航路の安全と航海無事の感謝を祈ったと言われています。そして、琉球時代の王様自ら毎年正月になるとこちらで参拝していたのもあり、沖縄八社の中でも第一の神社として沖縄の人に愛されている神社です。

こちらからどうぞ⇒http://naminouegu.jp/

 

・識名宮(しきなぐう)

那覇市繁多川にある「識名宮」を紹介させて頂きます。駐車場が無く少しわかりずらい場所にあるのでうちなーんちゅでも知らない人が多い印象です。そして知る人ぞ知るパワースポットとなっています。そのパワースポットとはこちらにある洞窟と、大きな立派なガジュマルの木。昔その洞窟の中に光を見つけた方がこの光深く信仰し続けていると、様々な願い事が叶ったと言われています。それが現在もパワースポットとしてお祈りされているのです。そして沖縄ではあまり見られない「鬼瓦」が見られるのもこの識名宮だけ!本殿の上にあるのでぜひ探して欲しいですね。

こちらからどうぞ⇒http://sikinagu.com/

 

・天久宮(あめくぐう)

那覇市泊にある「天久宮」を紹介させて頂きます。沖縄では珍しいと感じるくらい立派な赤い鳥居が目印。皆さんも知っているアノ七福神のひとり弁財天様があらわれたのが始まりという天女伝説が由来の神社がこの天久宮。琉球時代には国家安全の祈祷をしたと言われています。そして、こちらは御嶽が三カ所もあり神社の中にあるのは沖縄最多。それに全体図を見ると階段のような三段構造で少し不思議な構造になっています。沖縄の御嶽はパワースポットのような場所なのでルールとマナーには気を付けましょう。

こちらからどうぞ⇒http://www.genbu.net/data/ryukyu/ameku_title.htm

 

・末吉宮(すえよしぐう)

那覇市首里末吉町にある「末吉宮」を紹介させて頂きます。那覇市の末吉公園内にある神社で、これ全部登るの?と最初は凄い長い階段を登る事になります。階段を登って行くと赤瓦の建物が見えるのでそこを目指して進んで下さい。この末吉宮は戦前には国宝として指定されていましたが、激しい沖縄戦で焼失してしまい今の末吉宮は新しく建て直されたものとなっています。琉球時代には国家守護や五穀豊穣の神として祈願され、最近では技芸、学業成績祈願の参拝客が多いそうです。

こちらからどうぞ⇒http://jinjacho.naminouegu.jp/sueyoshi.html

 

・沖宮(おきのぐう)

那覇市の奥武山運動公園内にある「沖宮」を紹介させて頂きます。沖縄で唯一の白い鳥居がありその両脇にいる白い狛犬が目印となっています。沖宮にも不思議な話がありその昔、那覇港から何か光るものを見つけその光に向かって行くとただの枯れ木でした。そのただの枯れた木が不思議な力を持つ事がわかり枯れ木を「霊木」として祀ったのが沖宮の始まりと言われています。琉球時代には航海安全と商売繁盛を祈り現在は、金運の神七福神の弁財天が祀られていることからパワースポットとして人気があります。

こちらからどうぞ⇒http://okinogu.or.jp/

・安里八幡宮(あさとはちまんぐう)

那覇市安里にある「安里八幡宮」を紹介させて頂きます。沖縄八社の中で唯一熊野権現が祀られていない神社で、こちらで祀られているのは応神天皇、神功皇后、玉依姫の八幡三神が祀られている神社となっています。琉球時代には鹿児島の喜界島を琉球が支配し、その支配した縁起をたたえて建てられたのが安里八幡宮だという言い伝えもあります。パワースポットとしては延命長寿や必勝祈願、事業繁栄などのご利益があると言われています。

こちらからどうぞ⇒http://jinjacho.naminouegu.jp/asato.html

 

・普天間宮(ふてんまぐう)

宜野湾市普天間にある「普天満宮」を紹介させて頂きます。普天間高校や米軍普天間基地の近くにあり、地元では普天間神宮と呼ばれ中部地区で最も参拝客が訪れる神社だと思います。普天間宮の奥の洞窟を進むと鍾乳洞が見られます。こちらでは仙人と女神の伝説があり絵として展示されている物がありますので見逃さないで欲しいですね。玉の輿や子宝など女性への御利益があるパワースポットとしても人気があります。あまり知られていませんが、戦後しばらく米軍の所有物になっていましたが日本返還と同時期に再建されて今に至ります。

こちらからどうぞ⇒http://futenmagu.or.jp/

 

・金武宮(きんぐう)

金武町金武にある「金武宮」を紹介させて頂きます。こちらにも普天間宮と同じような鍾乳があり、深さ約20メートル全長約280メートルの立派な鍾乳洞となっています。その昔、洞窟の中に大蛇が棲み付いてしまいこの地域の住民に迷惑がられ、生活をも苦しめる存在になっていると聞いた方が、この大蛇を退治し神社を作ったのが始まりと言われています。それに加えて、沖縄ではあまり見かける事の少ない千手観音像が祀られています。パワースポットして商売繁盛や金運アップなどがあります。そして沖縄八社の中で唯一金武宮は御朱印の無い所となっています。

こちらからどうぞ⇒http://www.genbu.net/data/ryukyu/kin_title.htm

 

 

今回はディープな観光として「沖縄八社巡り」を紹介させて頂きました。本土とは少し違う神社の雰囲気とパワースポットを楽しんで欲しいと思います。